2011年9月18日日曜日

建築とビーチの街、Barcelona (1) (9/5 - 9/9)

ニームを出発してから2時間ほどしたところで、ようやく海が見えた。
生憎の曇り空のため、「光輝く地中海」とはいかなかったが、それでも時節雲の合間から
顔を出す太陽によって照らされた海は鮮やかなブルーだった。

イスタンブールを離れてから約1ヶ月、考えてみればそれ以来ずっと内陸国を旅していたため、
海は一切見ていなかった。やはり島国日本出身者としては海を見ると安心する。

スペイン国境に近付くにつれ、街の景色も変わってきた。海沿いに並ぶ家々はギリシャや南イタリア
のように地中海独特の白い壁のものになった。こういった建築様式を見るだけで、いかにこの地域が
太陽に恵まれているかが分かる。

スペイン国境を越えてすぐの国境の町ポルトボウでバルセロナ行きの快速電車に乗り換えた。


バルセロナは巨大観光都市だ。今まで旅してきた中で間違いなく一番観光客が多いし、一番町全体の
面積も広い。ここに匹敵するのはイスタンブールくらいだろう。
旧市街は細かな路地が迷路のように入り組み、非常に複雑な作りになっている。こういうところでは
地図を見るのは諦め、直感と好奇心を頼りに積極的に迷ってみるのが面白い。

着いた日の夜は安くて美味しく、観光客が少ない隠れ家バール探しに躍起になり、途中であまりの
バールの数の多さと町の広さに疲れ果ててしまい、結局お腹が減りすぎたところで中華料理店に入った(笑)
いつの時代も中華は外れが少ないので迷ったら中華!というのはまあ王道か。







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