2011年9月5日月曜日

アルプスの麓の街、Grindelwald (2) (8/29 - 8/31)

ヨーロッパで最も標高が高い場所にある駅、ユングフラウヨッホへ。

朝一の電車(7:17発)に乗るつもりで6:30に起床。しかし、窓の外を見ると前日の夕方から
引き続き曇天だ。しかし雲の隙間からわずかに光が見える。山の上は晴れているかもしれない。
こういう時のためにグリンデルヴァルドの街のウェブサイトが山頂のライブカメラ映像を流している。
しかし、まだ朝早すぎるためか前日の夕方の映像以降更新されていない。とりあえず朝一の電車は
見送って朝ごはんを食べながら様子を見ることにした。

朝食後、再びパソコンで映像をチェックしてみると、山頂は快晴!急いで支度をし、8:47の電車に乗った。

まずは最初の電車で標高1000mちょっとのグリンデルヴァルドから2000mちょっとのクライネ・シェイデックへ。
2000mに到達する辺りでようやく雲から抜けると、そこは別世界!雲海の上に浮かぶように、4000mを超える峰々が堂々とそびえ立っていた。
こういう光景を見たときの感動を言葉で説明するのは無理だ。写真でも伝わりきらない。

クレイネ・シュライデックからは電車を乗り換え、うねうねと3454mのユングフラウヨッホまで登る。
この行程の3/4はトンネル内だが、途中にアイガーの北壁(数々のクライマーの命を奪った悪名高き山)内の
駅に止まる。ここでは、岩壁をくり抜いた窓から絶景が見渡せる。本当に凄いところに駅作るなあ・・・。

最終駅のユングフラウヨッホはさすがに寒かった。実は今回の旅に持ってきた唯一の長ズボンと、2つ
持ってきた長袖のうちの1つをブダペストの宿に忘れてきた。荷物が軽くなったのはいいが、3000mを超える
山に上がるには軽装すぎる服装なので、急遽前日に軽いフリースを買っておいたのだが、正解だった。
電光表示された気温はマイナス1度。風があるので体感はマイナス6-7度だろう。数週間前のアブダビが45度超
だったので、1ヵ月で50度以上の気温差を経験したことになる。こんなの間違いなく初めてだ。

ユングフラウには1時間ちょっと滞在し、帰りの電車は途中下車して歩いて降りた。
アルプスに来ると分かっていればもっとちゃんとした靴を履いてきたのに、とちょっと後悔したが、
スニーカーでも歩けるくらいの簡単な道を選んでお気軽ハイキングを楽しんだ。ここは無数のハイキングコース
があり、どれも絶景コースばかりなので一週間くらい山歩きのためだけに滞在しに来ても気持ちよさそうだ。

何はともあれ、シティ疲れした身体には久々の大自然はとてもリフレッシングだった。













































2 件のコメント:

  1. 写真をピャーって流し見してたら、
    電車に目が行ってる自分に気づいてウケたwww

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  2. 職業病ってやつですね!

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