2011年10月13日木曜日

テニスの聖地、Wimbledon (9/20)

リスボンから飛行機で一っ飛びでロンドン、ヒースローへ。今回の旅で2回目の飛行機利用。
離陸時にはまっ青だった空が、ロンドンに降り立つ頃にはどす黒い灰色に変わっていた(苦笑)

今まで孤独で寂しかった一人旅でしたが(ウソです)、イギリスには大学時代の友人で、つい最近めでたく
ロンドン大学から獣医の修士号をゲットしたA君がいる。彼と数日間つるむ予定。

ロンドン観光は後日アブダビから相棒が合流してからの為に取っておいてあったので、市内ではなく郊外を見ることに。
テニス好きとしてはウィンブルドン詣でに行かねば、と前から思っていたので、A君に付き合ってもらって
行ってきた。思ってたよりロンドン市内から近い。

ウィンブルドンは何と言っても四大大会唯一の天然芝コート、という所が最大の特徴。
天然芝は管理維持がそもそもめちゃくちゃ大変=お金がかかるので普通は素人がプレーする機会は
滅多にない。僕も日本で人工芝はしょっちゅうプレーしていたが、天然芝は勿論ない。

見学ツアーに参加して(参加しないとほとんどの施設は見学できない)、テレビで見馴れた様々な施設を
見てきたが、今は来年のウィンブルドン大会に備えてネットなどは全て取りはずし、芝も植え換えている
最中だった。他のクレー、ハードというサーフェスと違い、天然芝は自然の物なのでプレーの公平性などを
確保するために一際気を使う必要がある。その管理を任されているのが代々受け継がれている「芝職人」の
おっさんで、彼にかかればボールの跳ね具合を見ただけで芝の長さや湿度の適性具合が判断できるらしい。
理想(というか規定)では同じ硬さのボールを同じ高さから落としてコンクリート面の75%くらいの
跳ね返り具合になれば合格ラインなのだそうだ・・・。

四年前にUSオープンを見にNYのフラッシングメドーズに行ったが、あそこのお祭りムードと
ウィンブルドンの厳粛ムードは全く別のスポーツをやっているような雰囲気の違いだ。















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