2011年10月20日木曜日

エーゲ海の真珠、Oludeniz (9/29 - 10/2)

ロンドン・ヒースロー空港からイスタンブール・アタチュルク空港を経てトルコ南西部ダラマン空港へ。
ダラマン空港から更に車で1時間半の場所にトルコ屈指の小規模リゾートビーチタウン、オリュデニズがある。

当初の計画ではヨルダンの死海や砂漠を旅してからレバノンのベイルートに行く計画だったが、シリア情勢が
緊迫化してきたのを受け、隣接するヨルダン、レバノンへの飛び火を恐れて急遽比較的安定している
トルコへ行き先を変更。イスタンブールは既に旅の一番最初に訪れていたので、今度はその他の見どころを
見たい。中でも、旅の疲れを癒すべく地中海沿いのビーチでしばらくゆっくり過ごしたい!という強い願望を
叶えるべく早速グーグルリサーチを開始し、あまり観光地化されすぎていない小規模なビーチ、という条件で
探し当てたのがオリュデニズだった。

(旅には持っていっていなかったので)後々「地球の歩き方」を見てみたところオリュデニズについては
1ページに満たないくらいしかスペースを割いていなかったが、どうやら欧州、特に英国人にはとても有名な
バカンス先らしい。事実、僕がネットで見つけた情報はほとんどUKベースのサイトだった。

まずホテルParadise Gardenに到着。ビーチからは少し遠いがブティックホテルで、山の上から絶景が見える、
という前評判だったが、その通り!オーナー夫妻はとても親切だし、どこに行くにも無料でシャトルを出してくれる。
15エーカーの斜面の土地に地中海の植物や花が植えられた庭園が広がり、その中に客室の建物、プール、
バー、レストランなどが点在している。朝食会場から見下ろすオリュデニズの湾の風景は心が洗われる。












オリュデニズを有名にしているラグーンは国立公園内にあるので、入場料を払って入る。
小石のビーチにパラソルやイスが置かれ(有料)、ここで一日中寝っ転がって本を読んだり日光浴を楽しめる。
滞在中ほぼ丸々2日間ここのイスで過ごした(笑)シュノーケルも買って、対岸まで泳いだり、岩から飛びこんだりして
遊ぶのも面白い。ビーチリゾートと行ってもいわゆるハワイなどの砂浜などとは違い、岩場などもあって鳥取
の海岸を思い出した。


















オリュデニズが有名なもう一つの理由はパラグライディング。ビーチのすぐ背後に2000m級の山がそびえ立っている
お陰でここはトルコ内屈指のパラグライディングスポットなのだ。前からパラグライディングとスカイダイビングは
是非やりたかったので、もの凄く楽しみにしていた。

結論から言えば、めちゃくちゃ楽しい!

離陸場所である山頂はかなり寒かったが、一端空に出てしまえばそんな寒さも忘れるほどの絶景と何とも言えない
飛行感、浮遊感が堪らない。タンデム飛行なのでもちろん自分は操縦しないが、パイロットが面白い「小技」を
披露してくれる。その中でも一番エキサイティングなのが「スパイラル」。普段は地面に対して平行な状態である
パラシュートをほぼ直角にすることによってパラグライダーはグルグルと回りながらもの凄い勢いで急降下する。
簡単に行えば意図的に「飛んでいる状態」から「落ちている状態」にするのだ。ジェットコースター、フリーフォール、
この辺の絶叫系が大好きな人ならまず楽しめる。そうじゃない人は・・・酔うかも?


エーゲ海と言えばギリシャの島々がまっ先に頭に浮かぶが、トルコ沿岸はまさにそのギリシャの島の目の前。
ほぼ同じ気象条件だが、物価はギリシャより安めだし知名度もギリシャよりは低いのでバカンス先として
密かに(既に有名すぎるので密かではないかもしれないが)人気があるのはとっても肯ける。

心身共にリラックスできた。















1 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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