2011年8月25日木曜日

文化と芸術の街、Wien(4) (8/18 - 8/22)

ウィーン3日目。朝からウィーン郊外のシェーンブルン宮殿へ。
ここはハプスブルグ家が夏の宮殿として使っていた所だ。


感想は・・・おっきいおうち持ってていいですね(笑)


バッキンガム宮殿には行ったことがないし、日本人が大好きな東京ドーム何個分だか知らないので何と
比べていいのか良く分からないが、とりあえずどこからどこまで宮殿なのかよく分からなかった。。

でも少し腑に落ちないのが、何故本家のホーフブルグ宮殿から地下鉄で数駅しかない近場に
夏の別荘なんて建てるんだろう。当時のウィーンの気候が今と一緒か知りませんが、ウィーンって
結構暑かったぜ・・・(僕が行ってた間はたまたまだったのかな。)
どうせなら那須御用邸、みたいにもっと涼しいとこにすればいいのに。
しかも気候はともかく、別荘ならもう少し地理的に離れた非日常的な場所で過ごしたい気がするが。

でも考えてみれば日本も京都御所のすぐ近くに修学院離宮も桂離宮もあるし、そういうもんなのかな。








地下鉄の緑のラインの駅は全てユーゲントシュティールの代表的な作家で、マジョリカハウスや後述の
郵便貯金局もデザインしたオットー・ヴァグナー作。駅に座っているだけで趣がある。




無駄を廃除し、機能的な美しさを追求した傑作と言われるウィーン郵便貯金局(Postparkassenamt)は
何も考えないで歩いていてもハッと気付くくらい、周囲の建物とは明らかに異なるオーラがある。
内装のデザインもコンクリートやアルミの質感を強調したかなりモダンなデザインで美しい。










オットー・ヴァグナーの弟子、オスカー・ラスケがファサードをデザインしたエンゲル薬局も
金色を随所に用いたモザイク壁画が美しい。知らない人も多いらしく(興味がないだけか)、前を素通り
する観光客がほとんどだった。これも街の何気ない一角にある。







ウィーン4日目は日曜日だった。ウィーンの日曜日はほとんどのお店が閉まっているので、いつもの
賑やかさがウソのように静かだ。街の中でも特にやることがないので、少し郊外に出たハイリゲンシュタット
という地区に行き、丘の上のカフェで半日本を読んだりぼーっとしていた。
この地区は新酒ワインのホイリゲを出す居酒屋(居酒屋の一般名称もホイリゲ)が多数軒を連ねるエリア
としても知られるので、帰りにそのうちの一軒に寄り、ホイリゲとソーセージを頂いてきた。

毎年11月11日に解禁されるそうだが、とてもさっぱりしたワインなので、シュプリッツァーと合わせて
夏の暑い日に飲むと爽やか、という感じだった。中庭でライブミュージックを聴きながら食事を出来るのは
雰囲気がいい。ドイツのビアガーデンのウィーン版、という感じか。





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