2011年8月11日木曜日

何でも画になる街、Istanbul(2) (8/8 - 8/12)

2日目はのんびり朝から街を散策。

トプカプ宮殿に行こうかと思ったら生憎火曜日はクローズド。
どうしようかと考えていたら、たまたま市内観光バスのチラシを配っているおっさんに
絡まれたので、内容を見てみると、結構良さそうだしあと五分で出るというので乗ることに。
今まで観光バスなんてほとんど乗ったことがなかったが、前回の旅行で祖母が乗りまくっていたので
便乗したところ、なんだかんだいって時間がないときに広く効率よく回るには良い手法だと感じたので
今回も乗ることにした。Hop-on hop-offといってどこで降りても乗ってもいいシステムだったので
気に入ったところで降りよう、と思った。

自分で行こうと思うと結構面倒臭いボスポラス大橋を越えてアジア側にも行ってくれたし
なかなか良かった。ちょうど昼飯時に新市街のタキシム広場を通ったのでそこで降り、近くに
あった日本食屋に入った。うどんを頼んだが、まああまりパッとせず。これで22TLも取られたのか、
と思ったが、久しぶりに和食が恋しくなったのでまあ良し、とした。中東料理はそんなにこってりでも
ないし美味しくて好きだが、和食大好き人間としてはそろそろ醤油とお米とダシの味が恋しくなっていた。

新市街のイスティクラール通りは旧市街と打って変わってスタバやらディーゼルやら、他の世界の
大都市で見られるようなブランドが軒を連ねる繁華街だった。それでも、一本路地に入ればジモティーが
掃除をしていたり、シーシャ(水タバコ)を吹かしていたり、生活感ある光景が見られる。

























夕方はスルタンアフメット・ジャーミィ(通称ブルーモスク)に行った。
中の壮大なスケールとデザインは圧巻で、建築を見て久々に感動した。バチカンのサン・ピエトロ寺院
と並んで、迫力ある建造物だと思った。宗教関連の総本山や重要な建物というのはパワーがある。





















ブルーモスクを出た後は、たまたま近くにトルコ風呂があったので、着替えがなかったが
行くことにした。入るとまず受付の韓国人のおねーちゃんが日本語ペラペラでびっくり。
奧に通され、着替え室でタオル一枚腰に巻いた状態で風呂場に行けと指示される。手順が分からず
オロオロしていると、トルコ人の三助のおっさんが手をグイッと引っ張って温められた大理石の大きな台に
寝ろ、と片言の英語で言う。金属の枕のような皿を敷いて寝そべり、いくつも穴が空いた天井を眺めて
いるといきなりバケツでお湯をぶっかけられる。鼻に水が入りむせているうちにアカスリタオルで
身体をゴシゴシ洗いはじめる。腹側が終わると足をバンと叩き、「うつぶせになれ」という手の合図を
された。背中を擦り終わると今度は大量の泡で身体を洗いはじめ、ドSなマッサージがはじまる。
太股を思いっきり指でグリグリされ、痛みにもがいていると周りからも同様のうめき声が聞こえた。
次は違う部屋に連れていかれ、頭をシャンプーでゴシゴシ。最後に熱湯を頭からかけ、泡を洗いながして終わり。
この間ものの10分ほど。軍隊的な流れ作業で何が何だか分からないうちに終わった、という感じだったが
その後しばらく最初の大理石で寝っ転がっているとサウナのように汗が出てきて気もちよかった。
トルコ風呂、というのは要するにアカスリ+岩盤浴みたいなものだ。
終わってみれば身体が軽く感じ、肩凝りも取れて、痛みを伴うマッサージもそれなりに効果があったのだと
分かった。


夜は、昼間乗ったバスのチケットがまだ有効だったのでもう一度乗り、ナイトツアーというのに参加。
アジア側の小高い丘の上からボスポラスに沈む夕陽と夜景を眺め、1日を終えた。

今日も濃かった。そろそろ疲れてきたぞ。










3 件のコメント:

  1. 毎日充実した旅だねー。
    日々のコメントはもちろん、写真がとってもステキ。
    特に被写体とアングル! なんでもない風景だからこそ、より一層行ったことのない土地が身近に感じられる気がする。

    続きも楽しみにしてます♪

    michiko

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  2. すごい!!いい写真ばっかだね!
    ロンドンに来てこういう写真とってよー
    (今暴動すごいけど)

    もっとアップロードしてね :)

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  3. >michikoさん

    ありがとうございます!イスタンブールは何気ない
    風景にも味がある、そんな街でした。

    >Asako

    見てくれてありがとう。暴動は収まりつつあるようで
    良かったよ!ロンドン行けそうです。
    あっちで会おう!

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